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一般質問報告~水族館について

水族館については、西飯降地域で同じ機能が提供されているとして、代替機能として登別マリンパークニクスの利用、検討事項として「水族館の果たしている役割を踏まえ、必要な機能の整理と民活導入の可能性等についての検討」がR4年3月の総務常任委員会に示されました。

その後の市民アンケートで、「マリンパークとは利用目的が異なる」等存続を希望する多数の意見が寄せられ、12月には市民の利用度が高く、特に意見が多いとのことで、存続する方針が示されましたが、存続する場合でも大幅に財政負担を抑制することが必要で、魚類・海獣展示、遊園地など機能別にコストや市民ニーズ等を分析し、優先する機能の整理等を行いながら、財政負担を抑制する存続の在り方について、現在の指定管理期間である令和11年度末を目途に検討する、とされました。

 

<現在の水族館について>

Q1.機能別コストと機能別市民ニーズの分析とその結果、また優先する機能について、内容は?

 

A1.令和元年度の決算数値を元にしたコスト分析を昨年度に実施。

支出全体の約1億600万円のうち、魚類部門が約22.5%の2,260万円、海獣部門が約25%の2,520万円、遊具部門が約20%の2,020万円部門別に分けることば難しい共通的な経費が約32.4%で3,260万円。

機能別市民ニーズについては把握してないが、魚類、海獣、遊具それぞれの機能が水族館に存在していることが現在の水族館の魅力であると捉えている。

 

Q2.利用人数の比率が市外6割、市内4割とのこと。市外客でも元室蘭市民が懐かしくて訪れているケースも多々あると聞いている。利用客の分析は?

 

A2.昨年度は76,000人以上の利用者があったが、半数以上は市外であり、話を聞くと、室蘭に帰省した際に子どもを連れて遊びに来た等、懐かしくて来館したと話を聞くことがあり、親、子、孫など世代を超えたリピーターの方が多く存在していると考えている。

 

Q3.令和6年度上半期の道の駅入込数は約593,000人で、水族館利用者約76000人は割合にすると約13%。同じエリアにあるにも関わらず、水族館利用者が少ない理由についての見解は?

 

A3.水族館は有料施設であることや、メインの顧客層が親子連れの家族であること、道の駅に比べて開館時間が短い等の要因が考えられる。水族館に今まで以上に誘引できるよう工夫を凝らしていかなければならないと考えている。

 

<新水族館について>

Q1.経済建設常任委員会の資料では、ターゲットは市外の客、コンセプトは「想いをつなぐ水族館」とのことだが、このふたつは方向性が矛盾しているように感じる。

市民の思いとしてマリンパークと同類の施設が求められているわけではないのではないか。市民ニーズと今回示された報告内容の方向性が一致していないと感じるが、市の見解は?

 

A1.市民ニーズは「身近で手軽な憩いの場」。一方で水族館を存続させるためには、持続可能となる財政負担の抑制を考える必要があり、市外からの集客による運営資金の確保も意識しなければならない。

 

Q2.来年の3月末頃までに調査検討内容の庁内整理を子なうとのことだが、行革からスタートした経緯等を考慮すると、財政部局も含めるべきでは。

 

A2.ある程度庁内で議論ができる内容がまとまった段階で、財政部局とも協議を進めており、今後においても、適宜財政部局等と必要な協議を進める。

 

Q3.「財政負担の抑制」が想定している具体的な金額のイメージや内容は?

 

A3.民活による水族館の独立採算、自立経営が理想であると考えており、現在、民間事業者等との協議の中で、それが可能となる手法について探っている。

 

Q4.「民間活力導入」といっても、様々ある。現在残っている提案の数と内容は。合わせて市としてはどのような整備手法を求めているのか。

 

A4.具体的な提案は1件。現時点においては、その手法の精査までには至っていないが、整備運営にかかるコストが数十年にわたり本市の負担となるもの。

市としては、民間事業者による施設整備、収益の増大、ランニング経費の圧縮などを求めている。

 

Q5.来年の12月までに新水族館の絵姿公表されるとのことだが、当然来年度の予算に事業費を計上することと思う。すると、来年3月末までの調査検討では遅いのではないか。その前にどういった方向性の水族館にするのか、手法はどうするのか決まっている必要があるのでは。

 

A5.水族館の方向性をできるだけ早くとりまとめていきたい。

 

Q6.「できるだけ早く」は年内と理解してよいのか

 

A6.検討のスピードアップが必要と認識しており、来年度予算に必要な経費を計上できるよう、スピード感をもって検討する。

 

Q7.民間との話し合いがまとまらない場合は

 

A7.市が理想とする形での民間活力導入が難しい場合は、既存施設のリニューアルなど、市単独での水族館整備について検討を進めていく。