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「準備していない」は「失敗を準備している」と同じ~本気で災害と向き合うために~

道新政経文化懇話会にて、市立室蘭総合病院の麻酔科の医師でもあり、統括DMAT,北海道災害医療コーディネーターでもある下舘勇樹先生の講演が行われました。

 

市立室蘭総合病院が公立病院そして災害拠点病院として果たしてきた役割を知ることができました。毎年市立病院では災害訓練が行われておりますが、都度都度の災害対応における検証や訓練の実証など様々な取り組みが積み重ねられており、そのような職員の経験値によって、支えられていることがわかりました。

「非常事態における応用力を養うために訓練が必要」とのことで、自分の頭で考えて対応できるようになるために、体験を通したシュミレーションの大切さも実感したところです。

 

「最も悪いことは決断しないこと」

職員ひとりの責任にならないような工夫がBCPに組み込まれていることも、すごく大切な視点。最大多数の最大幸福のために、対象を選別し優先順位をつくる「トリアージ」についても、ひとりが責任をとることがないよう、組織で対応すること、指揮の大切が大事であることもすごく大切。

 

災害は忘れたころにやってくる、とはよく言いますが、どうしても「自分だけは大丈夫」とバイアスがかかってしまうのも事実。

そのうえで、組織として何が必要なのか、どこと連携をしていくのか、また、個人に対しては、自分の命を守る行動をどうとるのか等々、いろいろと取り組まなければならない課題を提示していただきました。

 

それこそ、自分の頭で考えなければ!