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上田市 空き家対策

5月13日長野県上田市で会派視察させていただきました。


市、市が空き家バンクの運営を行っている移住支援センター(市が1108万円で業務委託、2人の職員)、宅建協会の空き家バンク部会との3者の連携が素晴らしい✨️✨️


移住センターの職員がその空き家が市場流通にのるかどうかを判定。

その後、売買か賃貸か聞き取り。

登記簿などの最低限の書類とともに、宅建協会空き家バンク部会につなぐ。

部会には30社登録しており、順番通りに物件が当てられ、所有者と話し合って進めていく。


戸建は売買が多く、移住等で賃貸のニーズがあっても、実際には物件がないため、賃貸物件を増やすために「セカンドユース事業」を実施。 賃貸契約が締結した時点で、リフォーム費用の1/2(上限50万円)を助成。


また、空き家3500件のうち、600件が首都圏在住のため、今年度は首都圏でも3回相談会を開催するそう。


支援センターを委託しているのは、市だと職員の異動のため安定的に運営できないため。


また、相続人かをいないケースなど「相続財産清算人制度」を活用。申立費用の予納金(原則100万円)は、売れる物件から取り組むので、回収できるケースが多い。令和3年度から11件の活用実績のうち、実際に支払ったのは2件。



仕組みも素晴らしいですが、なによりも空き家を解消したいと意欲のある市職員と、地域貢献したい民間の熱い思い✨️✨️がなによりも大事!ということでした。