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会派視察〜米沢市

米沢市立病院新病院建設事業についてご説明いただきました。


これは、市立病院と民間で歴史ある三友堂病院が医療連携推進法人として、市立病院が急性期医療、三友堂病院が回復期医療を担うもので、令和5年11月に新病院開院、今年の12月にグランドオープンする予定です。


経緯としては、両病院の老朽化が大きかったそう。

·今後の人口動態を考えるとダウンサイジングが必要

·これからの地域に必要な医療は、急性期を減らし、亜急性期等を増やすことが必要(山形大学教授の見解)

·医師の確保


そもそも両病院は同じような機能を担っており、このままだと共倒れしてしまう。

機能を分化し、地域に必要な医療の確保が求められていたそう。


医師の確保は医局次第なので、働きやすい選んでもらえる病院にすることと、医局の考えに合っていて医師派遣に対応できる体制を重視。


なので、赤字解消のためが目的ではないとのことでした。


機能分化をした場合、両病院の経営が成り立つかの経営シュミレーションをコンサルに依頼。両病院の過去データを開示し、それを元に分析。


医療連携推進法人になったことで、三友堂病院が必要な検査は市立病院に委託、三友堂病院は高額医療機器購入が不要となるなどお互いの病院に不利益がないようにしているそう。


市立病院はいずれは独立行政法人を目指していて、理由としては、人事評価による給与等への反映による職員のモチベーションアップや、議会の議決等を経ることなく迅速で柔軟な意思決定ができるため、効率的な事業運営につながるため。


【感想】

両病院が連結して建設されており、市民としては非常に利便性が高いと思います。

赤字うんぬんよりも、今後の地域医療や医局医師派遣の現状にどう対応していくのかを基本に政策決定してることが印象的でした。

経営は患者数の伸び悩みによりシュミレーション通りにはいってないようですが、あり方検討委員会の議論もおそらく突っ込んだ内容だったと思われます。逆にそこまでやらないと、なかなか進まない問題とも言えます。