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民生常任委員会の報告

6月20日13時から民生常任委員会がありました。

資料はこちらから

 

<議案4本>

●室蘭市火災予防条例が一部改正

急速充電設備が改正前は電気自動車を想定していましたが、改正後は、自動車、原動機付自転車、船舶、航空機等も対象となり、出力の上限が撤廃されました。

市内には急速充電設備は15カ所あるそう。すでに緊急停止装置もついているようで、この条例が改正になることによる影響は今のところないようです。

また、喫煙に関する表示が見直されました。

 

●新しい救急車を購入 33,738,760円

救急車は市内に4台(一台は非常用)

今回購入するものは、感染症対策も備えているとのことです。

 

●室蘭市墓園条例及び室蘭市墓地条例中一部改正

墓地の使用者が市外に転居される際、市内に居住する方を代理人として選定しなくてはなりませんでしたが、条例改正により不要に。

そもそも10年以上前から代理人選定が困難となっていて、市外居住者3,588人に対し、代理人は75人しか選定されていません。

現状に合わせる形で条例が改正されました。

 

墓園・墓地の管理が直営から指定管理者になります。

指定管理により、市民サービスの向上と経費の面で削減効果があるとのこと。また、自主事業の提案により、仏花・線香・飲料等の販売などがあれば、その分市民サービスが向上するとのことです。

私としては、自主事業の提案によって市民サービスが向上するだけではなく、本来業務の面でも市民サービスが向上する必要があると訴えました。それでなければ、市民サービスの向上が事業者裁量となってしまうからです。答弁としては、指定管理者と連携・協議するということでした。

 

●こども家庭庁設置法の施行にともなって、条例の文言の修正がありました。

 

<報告事項4本>

●市立室蘭総合病院の個人情報紛失連続発生及び再発防止策

3/30と5/29に個人情報を紛失する事案が発生。

今後は落下防止ストラップや、記載する内容の工夫(個人が特定できない形)、院内移動の工夫等が報告されました。

再発防止に努め、市民の信頼回復に努めていただきたいです。

 

●墓地墓園の指定管理者の募集

申込期間は7月3日~8月31日

指定期間は令和6年4月1日から5年間

 

●こども発達支援センターあいくるの民間移管に係る公募

直営よりも人員配置が厚くなり、利用者区分が緩和されるなど、受け入れ体制が強化されます。

たびたび発生している待機児童も解消されるとのことです。

 

地域療育ネットワーク会議はあいくるの業務からはずれ、市の業務のまま継続します。現在休止してましたが、今後は積極的に地域療育ネットワーク会議が主になって個別支援会議等の開催を行うように努める、と答弁がありました。

 

●室蘭市障がい者福祉センターの指定管理者の申し込み

非公募で行われます。

事業者は一般社団法人 室蘭身体障害者福祉協会

指定期間は令和6年4月1日から5年間