10/18の土曜日の夜フェリーに乗って、青森・岩手に行ってきました。そして、本日帰ってきました。
昨年、遠野市副市長の飛内さんが室蘭に寄ってくれたことが今回の旅のきっかけでした。
そして、行ってとてもよかったです。振り返ります。
10/18(土)
午後7時前に室蘭フェリーターミナルにいく。
乗用車は私含めて2台。トラックは🐄牛が多かった。
一人で車でフェリーに乗るのは初めてだったので、とても緊張しました。。
10/19(日)
朝3時30分に八戸に着く。
今回飛行機で行くことも考えたんだけど、最大級と言われる「舘鼻岸壁朝市」と「八戸ブックセンター」に行ってみたくて、フェリーを選択。
ブックセンターの視察が9時半。朝市の駐車場は劇込みするとの情報を得、着いたらすぐ向かおうと海の上でナビをセット。これがまずかった。方向が定まらず、朝市駐車場に着くまで30分もかかってしまった。
もし行く人がいたら、事前に駐車場の配置を調べておいたほうがよいです。
暗いと入口とかよくわかりません。
4時頃到着すると、すでに車が停まっている。そして、人が降りていく。
どうやら人気のから揚げ屋さんは1時頃から揚げているらしく、私が5時頃行った時は、
すでに一部完売。すごい人気!!
私は何度も往復し、5000歩以上いつの間にか歩いていた。
「室蘭追直港」の発泡スチロールを発見。
思わずパシャリ。
せんべい汁ハーフであったまる。
6時頃までぶらぶらし、その後銭湯で一休み。それから八戸ブックセンターに向かいました。
八戸ブックセンターの隣には、八戸まちなか広場「マチニワ」がありました。とてもきれいな施設。夜には施錠されるようですが、日中は戸が解放されており、外のような中のような空間にいろいろな世代の人が座っていました。
この「マチニワ」も「ブックセンター」も中心市街地活性化のために設けらたようです。近いうちに美術館も完成し、回遊性がますますアップすることが期待されているそうです。
ブックセンターは、市長公約で実現。
行政が本を売る、とても珍しい施設です。
「本は人生を変える。所有してほしい」そのような思いが詰まっています。
そして、一般的な流通に乗らないけれど、質のよい本を取り揃えているところが最大の魅力です。本を読む人を増やし、書く人を増やし、本でまちを盛り上げる、この3点が基本方針。
そのために、様々な工夫がされています。
分類が優しい。とっつきやすい。
配置は、職員みんなで考えているとのこと。
指定管理ではなく直営。元書店員を全国から募集したそう。
建物自体は民間所有で、家賃を支払い入居。
コロナで遠くに行けないこともあり、「本で旅をしよう」という企画展が開催中。町の人が自分たちのおすすめ本を紹介している。
企画は定期的に開催。トークイベントも。
これも、町の人が自分のおすすめ本を紹介している棚。
書く人を増やすための「カンヅメブース」。
2つあった。
このセンターは、教育委員会の所管ではなく、まちづくり文化推進室というところが所管しているそう。
収支だけで見ると赤字のようだけれど、政策の効果はあると感じた。
ネットで本は買えるけれど、地方において本を手に取って選ぶ体験はとても貴重。
きちっと選書されている選りすぐりの本がそろっているとなるとなおさら。
ここではコーヒーやビールも飲め、ゆっくり座って読める席も用意されている。
バスが必ず停まる場所でもあり、ちょっとした空き時間にフラっと寄れる。
それだけで、本好き人口を底上げしていると言える。
何より私自身、「本は読まなくてはならないものではなく、楽しいものなのだ」と感じた。
予定時間を超過して対応していただき、本当にありがとうございました。